ごあいさつ
書き初め 仕事始め
2015年
昨日汲んだ若水で
西南西に向かって吉書。
心静かに初硯。
『笑顔』
爽やかな光の中で
目覚めるとすぐに
あなたの笑顔が浮かぶ
創作の場
東京のあちらこちらが 淡いピンクで彩られる頃
新たなアトリエを構えることができた
大きな作品を創作したいという想いが生まれたのは
アトリエのせいか 想いがアトリエとの縁をつないでくれたのか
指針を立てて生きるのが得意じゃない
想いのまま 流されるまま 生かされるまま
素直に生きてきたといえればいいけれど
わがままで優柔不断だから 何かにとらわれてしまい
想いの中 流れの中で もがいてきた
溺れなかったのは まわりの人々のおかげ
手を差し伸べ 支え導いてくれた
書は 文字を ことばを 表現する芸術だけれども
読める読めないということから離れて
純粋に素直に感じていただける作品を創作したい
そのために素直に自由に生きよう
どこからか舞い込んだ桜吹雪が祝福してくれている
2014 甲午(きのえうま)【 SHO しあわせ 】
あけましておめでとうございます。
穏やかな元旦に朝陽を拝み
明るく輝く年の予兆を感じました。
ひとりひとりの心が明るく輝き
家庭が 社会が 日本が 世界が明るく輝き
しあわせに包まれる一年になりますように。
年の瀬に
いつもより丁寧にすべての筆を洗う時
墨と一緒にいろんなものが洗い流されていく気がします。
いろんなもの…
今年は新しい出会いや素敵な出来事
嬉しいことや楽しいことばかりで
この一年のありがたみが身にしみました。
日々使うたびにしっかり洗っているつもりでも
洗い足りずに 筆の奥に残っている墨が。
日々ちゃんと感謝しているつもりでも
感謝し足りずに 心の奥に残っている想いが。
たくさんの顔を想い浮かべながら
年の瀬を幸せな気持ちで迎えられたことに感謝。
初作品集「春陽の書と墨象 Langue d’amour」発売
作品集は三部構成になっています。見て、読んで、感じて、心地よくなる本になりました。
よろしくお願いします。
—–書家・春陽Shun-Yoの創作テーマは”愛”—–
●第一章
「ありがとう」「幸せ」「笑顔」など気持ちのよい”愛”を感じる日本のことば。ことばの持つ“心の表情”を“書の表情” でさまざまに書き分け、気持ちのよい日本のことばの魅力を伝えてます。
●第二章
春陽 Shun-YoWEBやfacebookページで発信してきた【 大切なあなたへ 】このシリーズは、書とことばで表現しています。性別や世代を超え、それぞれの立場で自分の中の”愛”に気づいてもらえたら嬉しいです。
●第三章
書家・春陽Shun-Yo創作作品。 「書」から『SHO』へ。 ことばとして、墨象としての美しさ。書であり墨象であり、書でも墨象でもない作品。美しいものは美しい、心地よいものは心地よいという、世界の誰もが持つ共通認識の中で、世界中の人々に通じ合える『SHO』を目指しています。